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藻類から環境に配慮した持続可能なモノづくりを目指して

〜『MATSURI』プロジェクトへ参画〜

NIKKOL GROUPでは、研究開発ストラテジーの中心に、環境に配慮し、持続可能で同時に経済性も高める「GCS+E」という戦略を掲げています。

GCS+Eとは、GREEN、CLEAN、SUSTAINABLE、ECONOMYの頭文字を取った言葉で、環境に配慮した原材料を使用し、エネルギー、廃棄物の排出を低減することで、環境に負荷を与えることなく、持続可能かつ経済性の優れた商品を設計・生産していくことです。

昨今、SDGsやESGという言葉が注目され、一般にも浸透しつつありますが、当社では10年以上前からこの戦略のもと製品開発を進めてきました。

例えば、NIKKOLシュガースクワランNIKKOL GSシリーズの開発・供給が挙げられます。そして、この度、サステイナブルな素材開発を更に推進すべく、2022年8月に『MATSURI』プロジェクトに法人パートナーとして参画をしました。

『MATSURI』プロジェクトとは

藻類を活用した日本発の企業連携型プロジェクトで、ちとせグループを中心に、多種多様な業界から様々な企業・行政が連携し、パートナー企業・行政が一体となって、藻類培養に関わる設備の開発や物流網の整備、最終製品の開発・販売など、藻類の生産から販売に至るまで、全ての段階でそれぞれの事業を展開し、パートナー企業が一体となって藻類産業の構築を目指しています。

©㈱ちとせ研究所

藻類は、陸上植物と比較して、藻類は圧倒的なバイオマス※生産効率を誇り、構成するタンパク質・脂質・炭水化物など全ての成分を活用し素材開発が可能です。

現在、マレーシアのサラワク州に5ha規模の藻類培養生産拠点を建設し、本格稼働に向け実証実験を行っており、藻類由来の製品を社会に届けることを目指して本プロジェクトは着実に進んでいます。

※バイオマスとは:動植物由来の有機性の資源(石油などの化石燃料を除く)

©㈱ちとせ研究所

また、当社では、かねてより藻類、枯草菌などを用いた化粧品・パーソナルケア用の素材開発を進めてきました。

今後もプロジェクトへの参画により参画企業と連携しながら、藻類成分を活用した持続可能でクリーンなモノづくりを通して、社会へ貢献してまいります。当社の藻類由来のサステナブル製品の開発にご期待ください。

本取り組みに関する問い合わせ先:

日光ケミカルズ株式会社 マテリアル開発研究所まで

こちらのフォームよりお問い合わせください。

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