News

ニュース

【医薬品事業】薬品向け製品が中国DMFに新たに登録されました

日光ケミカルズ株式会社とグループ会社である日光化学貿易(上海)有限公司は、両社の取扱製品である「NIKKOL Sefsol-228」が、中国DMFに新たに登録されたことを発表いたします。

NIKKOL Sefsol-228は、カプリル酸とプロピレングリコールのジエステルで、油性感の少ない、軽い感触の油です。極性が高く、薬剤の溶解に効果的です。食品添加物公定書の「プロピレングリコール脂肪酸エステル」として、医薬品にご使用いただけます。

当社製品のCDMF登録は、このNIKKOL Sefsol-228以外にも、「NIKKOL SG Triester-F810(注1)」「NIKKOL IPM-EX(注2)」「NIKKOL IPP-EX(注3)」「NIKKOL SO-15MV(注4)」が既に登録されており、これで5品目となります。

【DMF登録とは】

DMF登録とは、中国のDrug Master Fileの登録のことです。中国の医薬品市場において、DMF登録番号を取得されていない場合、多くの製薬会社はその原料の採用検討や試験がなされず、医薬品市場において重要な登録手続きとなります。

当社では、すでにDMF登録取得済であるNIKKOL SG Triester-F810、NIKKOL IPM-EX、NIKKOL IPP-EX、NIKKOL Sefsol-228だけではなく、今後も当社製品のDMF登録を進め、中国医薬品市場での販売に力を入れていきます。

日光ケミカルズ 医薬品事業部は、主に国内製薬企業に向けて外用剤用途で界面活性剤や油剤などの医薬品添加物の販売を行ってまいりました。現在、医薬品事業の拡大にあたり、既存のビジネスに加えて、製品を内用剤への用途拡大を視野に、新たに国内製薬企業へのビジネス拡大を行なっています。また、海外市場においても、中国をはじめとした東南アジア市場での製品販売やビジネス展開を行ない、当社の第二の柱として事業確立を目指してまいります。

(注1)NIKKOL SG Triester-F810:油剤。グリセリンとカプリル酸・カプリン酸のトリグリセリドです。酸化や加水分解安定性に優れた軽い感触の油です。極性が高く、薬剤の溶解に効果的です。食用油脂と比較して油性感が少なく、体内での消化吸収が良好です。

(注2)NIKKOL IPM-EX:油剤。ミリスチン酸とイソプロパノールのエステルです。油性感の少ない、軽い感触の油です。幅広い製剤でご使用いただけます。純度96%以上の製品です。

(注3)NIKKOL IPP-EX:油剤。パルミチン酸とイソプロパノールのエステルです。油性感の少ない、軽い感触の油です。幅広い製剤でご使用いただけます。純度95%以上の製品です。

(注4)NIKKOL SO-15MV:界面活性剤。植物由来のソルビタンとオレイン酸のセスキエステルで、安全性が高い非イオン性界面活性剤です。親油性乳化剤として、W/O乳化などに用いられています。本製品は製造専用医薬品のため、医薬品販売業・医薬品製造業・化粧品製造業の業態許可をお持ちのお客様のみへの提供。

製品検索(ケミナビ®︎):

https://chemi-navi.nikkolgroup.com/pharmaceuticals/

製品に関するお問い合わせ:

https://www.nikkol.co.jp/contact/

Copyright Nikko Chemicals Co.,Ltd. All rights reserved.
This site is registered on wpml.org as a development site.