日光ケミカルズ株式会社(本社:東京都中央区、社長:宇梶 静男)などで構成されるニッコールグループは、このたびバイオ化学品を提供するAmyris社(本社:米国カリフォルニア州、最高責任者:John Melo)と米国デラウエア州に合弁会社を設立することを2016年12月に最終合意しました。出資比率は、ニッコールグループとAmyris社からそれぞれ50%ずつになります。
ニッコールグループは、Amyris社が提供するサトウキビ由来のスクワラン事業に開発当初から携わってきました。合弁会社設立により、「NIKKOL シュガースクワラン」や「NEOSSANCE HEMISQUALANE(水添ファルネセン)」などの製品の今後の需要拡大に対応できる体制が整いました。
また、スクワランを約60年間供給してきたノウハウを活かして、グローバル市場において事業拡大を目指します。さらに、合弁会社をシンガポールに続く海外製造拠点としても視野に入れており、ニッコールグループが長年培ってきたコロイド化学および皮膚科学の技術と、Amyris社のバイオ技術を応用し、持続可能で革新的な製品を開発していく予定です。