2024/11/18～2024/11/20 当社社員が第2回日本化粧品技術者会学術大会で発表を行いました。
発表者：中央研究所 / 評価・分析技術開発室 / 業務推進グループ 松木 春香
学会・セミナー名：第2回 日本化粧品技術者会 学術大会
発表形式：ポスター発表
タイトル：『スキンケア成分グリシン亜鉛の頭皮ケアへの応用』
発表内容：本大会において、抗炎症の効果が期待されるスキンケア原料のグリシン亜鉛について検証を行い、新たに見出した頭皮荒れ改善効果を報告しました。フケや赤み、かゆみといった頭皮荒れは表皮の炎症と密接に関与することが知られていることから、本研究から明らかとなったグリシン亜鉛による頭皮荒れ改善作用は、その抗炎症作用に由来するものと示唆されました。加えて、本試験結果はリーブオンのローション製剤により得られたことから、従来の薬用シャンプーなどリンスオフ製品との併用による改善効果の増強も期待できます。
発表者：中央研究所 / 評価・分析技術開発室 / 業務推進グループ 谷口 綾香
学会・セミナー名：第2回日本化粧品技術者会学術大会IFSCC国内報告会発表
発表形式：口頭発表
タイトル：『目視評価と高い相関を示すANTERA 3Dを用いた肌透明感の新規評価方法の開発』
発表内容：第2回日本化粧品技術者会において、ANTERA 3Dを使用した肌透明感の新規評価方法について報告をしました。
本研究により、目視評価と高い相関のある肌透明感の評価が可能となります。
発表者：中央研究所 / 製品開発部 / メイクアップ原料グループ 中野 純也
学会・セミナー名：第2回日本化粧品技術者会学術大会IFSCC国内報告会発表
発表形式：ポスター発表
タイトル：『Development of Aqueous Metal Oxide Dispersion with Water-resistant membrane by Forming Self-assembled Structure and its Application to Sun-care Products』
発表内容：開発した疎水化微粒子金属酸化物水分散体に関して、水中での疎水化金属酸化物の分散安定化機構、および乾燥塗膜中での疎水的な自己組織化構造体の形成による耐水性発現機構について発表しました。さらにこの開発品をサンケア製剤に応用することにより、優れた耐水性と高い紫外線防御能を両立させる製剤設計が可能となり、この利点と発現機構について発表しました。