日光ケミカルズ株式会社では、この度のALPS処理水の海洋放出を受けて、日本政府による海域モニタリングにおける情報開示だけではなく、製造元である日本サーファクタント工業株式会社の協力の元、関連施設及び生産品の放射線を測定し、モニタリング情報を開示してまいります。
日光ケミカルズ及び日本サーファクタント工業が所属するNIKKOL GROUPでは、「安心・安全・安定供給」を企業ポリシーの一つに掲げております。
東日本大震災発生後におきましても、同ポリシーのもとに関連施設(生産現場)及び生産品の放射線測定を行い、情報開示をしてまいりました。また、本対応は国際基準に従い実施しているALPS処理水の海洋放出を懸念しての放射線測定ではなく、当社生産品の安全性に関する情報開示であることをご理解いただけますよう、お願いいたします。
【モニタリング情報】
【測定対象】日本サーファクタント工業株式会社 宇都宮事業所内出荷作業場 及び 日本サーファクタント工業株式会社 那須事業所内出荷作業場 及び 上記2事業所にて生産された全製品
【測定日時】出荷作業場:出荷業務日の10時/12時/15時に測定
【生産品】上記にて生産した原料のサンプルを同社品質保証部にて随時測定
【測定方法(出荷場)】同社出荷作業場のほぼ中心地で地上1メートルの空間放射線量を測定 及び 対象物に測定部を向けて測定
【測定方法(生産品)】同社品質保証部にて生産品サンプルに測定部を向けて測定
出荷場での結果(同社が定める基準値は0.23μSv/h):
2023年9月15日(金)10時:0.05μSv/h(宇都宮)/ 0.04μSv/h(那須)
2023年9月15日(金)12時:0.04μSv/h(宇都宮)/ 0.03μSv/h(那須)
2023年9月15日(金)15時:0.05μSv/h(宇都宮)/ 0.04μSv/h(那須)
2023年9月15日(金)生産品サンプルの結果:同日に測定した全生産品が同社の定める基準値0.23μSv/h以下であることを確認