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【当社社員による学会発表2件のお知らせ】

下記の通り、当社社員が学会発表を行いました。

発表者:中央研究所 / 製品開発部 / 応用開発グループ   野村 雄一朗

開催日:2024/11/18~2024/11/20

学会・セミナー名:SCCJ学術大会にてポスター発表

タイトル:『水添レシチンを配合したトリートメント処理による毛髪への特異的な吸着挙動に関して』

発表内容:水添レシチンは正電荷と負電荷の両方を有する構造であるため、pHによって電荷が変化することが知られています。そこで我々は、ヘアトリートメント洗い流し時におけるバルクのpH変化に着目し、水添レシチンとカチオン界面活性剤が形成するコンプレックスに関する研究を行いました。本発表では、形成したコンプレックスが毛髪表面に吸着する機構の考察と、コンプレックスによる毛髪の滑り性向上について発表しました。

発表者:中央研究所 / 評価・分析技術開発室 / 開発グループ   北村 英理

開催日:2024/11/22

学会・セミナー名:第5回エルゴチオネイン・セレノネイン研究会にて口頭発表

タイトル:『ビタミンCとエルゴチオネイン併用による効果』

発表内容:2024年11月22日第5回エルゴチオネイン・セレノネイン研究会にて、エルゴチオネインがビタミンCのスキンケア効果を高める可能性があることを発表しました。
ビタミンCはスキンケアに広く用いられています。その一方で、酸化されやすいといった欠点が存在します。そこで、エルゴチオネインの併用によりビタミンCのスキンケア効果を高めるか検証しました。ヒト連用試験を行った結果、ビタミンC誘導体(VC-IP)とエルゴチオネインを配合した製剤においてアクネ菌の代謝産物であるポルフィリンの量がビタミンC誘導体単独の製剤に比較して有意に減少することが確認されました。

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