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【当社社員による講演3件のお知らせ】

2024/11/15 当社社員が講演を行いました。

発表者:中央研究所 / 製品開発部 / スキンケア原料グループ   田中 佳祐

学会・セミナー名:信州大学工学部コロイド&界面科学研究センター 第8回(2024年)研究討論会

タイトル:『モノアルキルリン酸の特異な会合挙動解明と化粧品への応用』

発表内容:モノアルキルリン酸エステルは中和塩の組み合わせによって、特徴的な会合体を形成することが分かっています。本講演では、その構造体の特徴とそれを生かした化粧品への応用展開について紹介しました。

発表者:中央研究所 / 薬剤開発部   宇治 謹吾

学会・セミナー名:一般社団法人 富山県薬業連合会主催 令和6年度富山県製剤技術研修会

タイトル:『界面活性剤の基礎と半固形製剤の処方設計について』

発表内容:半固形製剤では、薬物は油相または水相に均一分散あるいは溶解し製剤化する。また、単一相で製剤化するばかりでなく、相混ざらない油相と水相を混合して製剤化する。これら両相を安定的に混合する添加剤として界面活性剤がある。これを応用した製剤化技術に分散、可溶化、乳化がある。まず、用いる界面活性剤の特性について述べ、次いで、それぞれの応用には適した界面活性剤があることを述べた。さらにはそれぞれの事象についての調製法および特に乳化製剤の処方組みについて事例を示しながら解説した。

発表者:中央研究所 / 先端技術開発室   半澤 将希

学会・セミナー名:第130回食用加工油脂技術研究会

タイトル:『脂質二分子膜と界面活性剤の相互作用について』

発表内容:界面活性剤は、抗菌・抗ウイルス特性、タンパク精製ならびに皮膚刺激性など、脂質膜との相互作用に多く関与しています。この相互作用の理解は、用途に適した界面活性剤の選択や新規分子構造の設計において重要です。本研究会では、固液界面での脂質二分子膜やバルク溶液中での脂質小胞体に対する界面活性剤の相互作用について発表しました。

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